インターネット放送局

知的障害を持つ人たちが中心となって番組制作を行う放送局です、毎月1回こう新しています

きぼうのつばさ〈第55回〉

2021年3月26日(金)

制作 有光一仁/山田浩/岩井隆典/池辺昌史/今井明日香/西野貴善
春島海斗/畑中満智/前岡莉乃/福岡挙/山下楓稀/山本俊作
プロデューサー:井道寛哉/樋口廣/吉田和美
エグゼクティブプロデューサー:小川道幸     統括:林 淑美
番組のみどころ 番組の見どころをチャプターごとにご紹介します
  00:00 〜 | オープニング  
  01:23〜 | 私の歴史 私の歴史スペシャル4~もっと、話をきいてほしい、そしていっしょにかんがえてほしい~

Chapter 1
▶▶01:23 〜 | 私の歴史

私の歴史スペシャル4〜もっと話をきいてほしい
いっしょにかんがえてほしい~

これまでの4年間で、36人のなかまが「私の歴史」語りました。
それぞれが心のおくにとじこめていたつらい思い。私の歴史を語った後、そのトビラを開いたかいほう感を感じたようでした。「もっと話を聞いてほしい。そして、いっしょに考えてほしい」との思いがつたわってきました。
自分の人生を語ることは、語った本人だけでなく、まわりの人もかえてきました。
4回目をむかえる「私の歴史スペシャル」。この1年間で、私の歴史を語ったのは7人です。
一人一人の人生には、その人の今に大きなえいきょうをあたえていることがあります。今回は、それが何だったのかを、「入所施設」「家族」「重複の障害を持つ」の3つのしてんでお送りします。


四田 敏夫さん
 
三谷 浩美さん
 
大城 二三夫さん

谷口 幸子さん
 
山下 寿枝さん
 
岡本 智さん
 
坂田 次美さん

入所施設でくらすとは

四田敏男さん、三谷浩美さん、大城二三夫さん。入所施設に入らなければならなくなった3人が、そこで体けんした自分ではどうにもできなかった思いを語ってくれます。入所施設の時の話は、聞くだけでもつらくなります。そして、今の自分らしくくらせる生活があるからこそ、むねの中にとじこめてきた入所施設の時のことを語ることができたのだと思います。

     

家族とは

知的障害者にとって、家族はとても大きいそんざいです。しかられたりたたかれたりすることが多いかんきょうで育った人。家族に守られて育った人。家族とのかんけいはさまざまです。だれも自分で家族をえらんで生まれることはできません。だからこそ、自分の人生は自分でえらんで進むことが大切なのだと思います。知的障害者にとって家族とは何なのかを、谷口幸子さんと山下寿枝さんの「わたしの歴史」から探ります。

   

重複障害を持つとは

知的障害だけでなく身体障害も持ち、子どものころからきのうくんれんをするために親とはなれてくらすことが多かった岡本智さん。体も弱く入院をすることが多かった坂田次美さん。
それでも、くじけないでがんばってきた2人の語りから、どんな障害を持っていても頑張って生きていく力強さがつたわります。

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