インターネット放送局

知的障害を持つ人たちが中心となって番組制作を行う放送局です、毎月1回こう新しています

きぼうのつばさ〈第61回〉

2021年9月24日(金)

制作 有光一仁/山田浩/岩井隆典/池辺昌史/飯川満生/梶原愛子
西野貴善/春島海斗/畑中満智/福岡挙/山下楓稀/山本俊作
プロデューサー:井道寛哉/樋口廣/吉田和美
エグゼクティブプロデューサー:小川道幸     統括:林 淑美

特別企画
パンジーメディア・ディレクターズクラブ 第二弾作品

ゆめに向かってすすもう
ぼくたちは あきらめない

「あのころ ぼくたち わたしたちは」(高校3年)から25年後、主人公(山田浩、辰己正一、中山千秋)は43才。
ひさしぶりに会った山田と辰己。映像ディレクターの山田が、ある映像を見つける。そこにはワープしてすごした時の見おぼえのある風けいが・・・。
25年前にわかれた中山は今もそこにいるのか。山田と辰巳は、中山をさがしに映像の中にある町へ。そこでさがし当てた中山は、ヤンキーの野村とけっこんして中華料理店をいとなんでいた。そして二人の間には息子が。
中山が中華料理店に来た客からふしぎな話を聞く。「ねがいがかなうひみつの場所がある。しかし、場所がわからない」
ねがいがかなう場所がどこにあるのか、調べる山田が、おとずれたのはふしぎな女せい。そこでつげられたのは「村には古い神社があり、おにのでんせつがのこっている。そして、ある夜次々と星が流れ、その星にいのるとねがいがかなう」

     

パンジーメディア・ディレクターズクラブきかく、原あんのドラマは、出えん者も知的障害者です。セリフの多くも出えん者が考えました。
テーマは
「私たちのねがいは、どんな障害を持っても自分らしく生きる」
「あきらめない。それが実げんするまで・・・」

     

出えんしたメンバーの言葉です。

「ドラマの中でたいけんしたことで、思いがかなったような気持ちになりました。今までとじこめてきた気持ちが、すっきりしました」(辰己)

「ドラマの中で看護師の役をして、みんなにありがとうと言われてすごくうれしかったです。私も、やさしい気持ちでいようと思います」(中谷)

「自分の思いをつたえられました。ドラマの中で、こういう風にやってほしいなって思ったことを言えました。じしんがつきました」(山田)

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