映画

大空へはばたこう ~自立への挑戦~
ドキュメンタリー映画

大空へはばたこう ~自立への挑戦~

キャスト・スタッフ
取材:山田 浩 ナレーション:前岡莉乃 監督:小川道幸
プロデューサー:山田 浩/辰己正一/林 淑美
協力:久保厚子/鈴木 良/大黒哲史/高山和彦/池下沙佑里/林 淑美/
    アンデシュ・ベルグストン/ロバート・マーチン/全国手をつなぐ育成会連合会/
    大阪府立砂川厚生福祉センター/社会福祉法人同愛会/グルンデン協会/
    社会福祉法人創思苑
制作・著作:パンジーメディア

第1章:入所施設がなぜ作られたのか
第2章:入所施設の中で何が起きていたのか
第3章:入所施設・世界では…
第4章:入所施設から地域へ
第5章:入所施設に入らない選択
第6章:入所施設のない社会とは

2023年製作 | 本編105分 
字幕・音声ガイド付 バリアフリー映像

作品情報

知的障害者が自立を実現するためにはどうすればいいのか?
障害をもつ当事者自身が取材を行い、生のメッセージと想いを届けます。

「ぼくたちは、一人の人間として地域で自分らしく生きる」

今回、ぼくは入所施設、知的障害者の保護者、大学の先生などを取材しました。初めてのインタビューで少しきんちょうしたけれど、すごくいいたいけんをしました。入所施設がどうできたのか。スウェーデンやカナダはどうだったのか。日本の入所施設の今は・・・。これまで知らなかったことをいっぱい聞きました。また、津久井やまゆり園から出て、地域でくらしているなかまの姿を見て、うれしくなりました。
取材をすすめる中で、知的障害者にとって入所施設はひつようなのだろうか。入所施設はなくすべきだと強く思いました。「ぼくたちは、一人の人間として地域で自分らしく生きる」ぼくは今、地域で自由にくらしています。同じ知的障害のある仲間にも、入所施設から出て自由に生きてほしい。入所施設をなくすためにどうすればいいのかを考えていきます。また、社会から「さべつとへんけん」がなくなるように、これからも声を上げつづけていきます。
取材: 山田 浩 (知的障害当事者)

「大空へはばたこう ~自立への挑戦~」 を制作して

この企画が動き始めたのは、2021年11月でした。テーマは「入所施設は必要なのか?」。この問いに、これまで多くの専門家や福祉関係者、マスコミが様々な意見を言ってきました。しかし、そこには、知的障害当事者の声は、ほとんどありませんでした。この企画で大切にしたのは知的障害者が実際に取材し、そこで感じた生の声を伝えることです。
この1年、取材を通して見えてきたのは、入所施設の存在そのものが問題なのだと。多くの入所者が集団でくらすなかで、支援する人たちが優先するのは効率。それは、知的障害者を一人の人間としてみていないことにもつながります。そこにはノーマライゼーションの考え方がありませんでした。そして、多くの当事者が入所施設を出た後も心の傷に苦しんでいました。すべての知的障害者が「大空へはばたき」、自分らしいくらしを実現する。それは入所施設を出ることです。しかし、これは最初の一歩にすぎません。
監督: 小川道幸

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ご感想・コメント

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Mさん

改めていろんなことを認識しました。本当にショッキングでした。人間として絶対に許せない内容です。素晴らしい、実に良い映画でした。この映画の効果は絶大です。

Sさん

入所施設の歴史から、沢山の障害当事者やご家族のお話で、本当に中身の濃い映画の完成に、とにかく感動、そして感謝です。社会にとって入所施設とは何なのか、もっとたくさんの人が考えられるように広めていきたい映画ですね。
「精神薄弱者と言われていたのはショックだった」。今につながる問題としてしっかり受け止めます。

Aさん

1人ひとりの思いが伝わってきた。すごく良い映画でした。

Iさん

施設の中にいては知ることのできない情報、地域でのくらし、世界の動向がわかりやすくまとまっていた。

Uさん

“地域移行”“地域共生社会”とか耳ざわりのよいことばはよく耳にする昨今ですが、身近に実感することがほとんどありません。今日映画に登場した障害当事者の方々の姿や思い、今日までの歴史や課題を知ることができて本当によかった!! 

Kさん

知的障害者の思い、制度の歴史など知らないことばかりで、とても勉強になり、あっという間の時間でした。

Oさん

「入所」がまだまだ当たり前だと思っている人がたくさんいるので、もっともっとこの映画をいろんな人に観てほしいと思いました。

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